イタリア統一運動は <歴史・イタリア・星占い>

19世紀に起こったイタリア統一を目的とした政治的・社会的運動。イタリア語でリソルジメント(Risorgimento)と呼ばれ、日本語でもそのまま用いられる。

その時期の決定は難しいが、ほとんどの学者がナポレオン・ボナパルトの統治が終わった1815年のウィーン会議から始まったとしており、1871年の普仏戦争時には終わったとしている。

最終的に未回収のイタリアがイタリア王国に統合されるのは、第一次世界大戦におけるイタリアの戦勝の後であった。

5世紀の西ローマ帝国の滅亡以来、イタリアとよばれた地域、つまりイタリア半島と、その付け根のアルプス以南の大陸部分と、サルデーニャやシチリアなどの島々は、ゲルマン人や東ローマ帝国、イスラーム勢力などの外来勢力に分割され、統治されてきた。

幾度となくイタリア統一の試みはあったが、世俗国家による統一を阻んだ教皇庁により、イタリアの各国家はオーストリア、スペイン、フランスの後ろ楯でイタリア各国での権力争いが行われていた。

そんな中、フランス領へ編入されたがイタリアの一部とも言えるコルシカ島出身のナポレオンは、民衆の蜂起をうまく利用しながら、イタリア半島の統一を達成した。

その経験から、イタリア人は独自の国家を立ち上げる必要性を感じた。19世紀当初はカルボナリやマッツィーニの青年イタリアを中心とした勢力により、イタリアの統一と封建制度の打倒を目指した。
update:2009年10月06日